第13回 アジア太平洋地域ITSフォーラム(2014 オークランド)

 

2014年4月に開催されました「第13回アジア太平洋地域 ITSフォーラム(通称 APフォーラム)オークランド2014」の開催概要をご報告します。

開催概要 (2015年5月22日更新)

【会期】 2014年4月28日-30日
【会場】 Aotea Center
【テーマ】 “ SCORE ” (safety, choices, opportunities, results, efficiencies)”
【共催】 ITS New Zealand

【開催規模目標値】 
   参加者数:364人
   参加国数:28ヶ国
   出展社数:46団体
   投稿論文数:100編

開催内容

開会式

日時:4月28日9:00-9:50
開会あいさつ:
  ITSニュージーランド会長   Peter McMombs
  ITSアジアパシフィック事務局長  天野 肇
講演
  ニュージーランドMinister of Building Construction, Land Information
               Hon Maurice Williamson

OP

セッションプログラム

会期中に全21のセッションが設けられました。
内訳:プレナリセッション3、エクゼクティブセッション2
   テクニカルセッション13、スポンサー/エクジビターセッション3

プレナリセッション(3コマ)
 プレナリセッション1:  4月28日 10:30-12:00
 テーマ: “the Global SCORE”   米国アジアおよび主催国からの基調講演が行われます。
     ITS Japan会長   渡邉 浩之
     ITS America CEO   Scott Belcher
     ITS Australia/Austroads Project Director Stuart Ballingall
     ITS UK/Mouchel Infrastructure Service Ian Patey

 プレナリセッション2:  4月29日 9:00-10:00
 テーマ:”Where to Next”
     豪州Kapsch TrafficCom Australia Managing Director Soren Tellegen
     米国Contra Costa郡交通局 Executive Director Randy Iwasaki
     英国Amey社 テクニカルディレクター Paul Rose

プレナリセッション3:  4月30日 9:00-10:45
 テーマ:”The CEO Forum”
     インドネシア 交通省副大臣  Bambang Susantono
     ニュージーランド 交通省 CEO  Martin Matthews
     シンガポール 交通局 CEO  Chew Hock Yong
     ニュージーランド 交通局 CEO  Geoff Dangerfield
     ニュージーランド オークランド交通局 CEO David Warburton
     ニュージーランド NZ警察道路政策National Manager  Carey Griffiths
     台湾 ITS Taiwan President John Sun

エグゼクティブセッション
 ITSAPメンバー国・地域からITS普及状況などの報告を行うCountry Reportセッション。
 エグゼクティブセッション1: 4月28日 13:00-15:00
     日本政府代表: 総務省総合通信基盤局電波部
     移動通信課新世代移動通信システム推進室長 森下 信
     その他、シンガポール・韓国・中国・タイ・香港より登壇。

 エグゼクティブセッション2: 4月29日 10:30-12:00
     台湾・オーストラリア・マレーシア・インドネシア・日本(ITS Japan国際グループ長大見)が登壇しました。

テクニカルセッション(13コマ):論文投稿による発表セッション
日本からは、以下の方々が登壇された。

 東京大学教授 須田義大
 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 開発員 吉川和宏
 国交省 国土技術政策総合研究所 主任研究官 鈴木彰一
 東京大学教授 大口敬
 東京大学准教授 大石岳史

出展者・スポンサーセッション (4コマ)

展示会

開会式で挨拶されたHon Maurice Williamson大臣により、展示会場のリボンカットが行われました。ニュージランド、オーストラリアからの出展が26企業/団体。そのほかアジア地域からは、ITS Singapore、ITS Taiwan、ITS Korea、ITS Japan、ITS Asia-Pacificが各国の関連企業や団体の共同展示を行いました。またITS Chinaは来年のアジア太平洋ITSフォーラム南京のプロモーションに焦点を当た展示を行っていました。ITS Japanブースは、総務省、国土交通省、ITS Japanも同一ブースで展示し、それぞれの最新の活動状況に加えて、会員企業から東芝、住友電気工業のパンフレット配布も行い、日本の産官連携によるITS推進をアピールしました。展示会場で、ランチ、ティーブレイク、およびITSニュージーランドの10周年レセプションなどが実施されたが、効果的な会場内への参加者誘引となり、多くの来場者によるネットワーキングの場としても活況を呈しました。

閉会式

ニュージーランド交通省のMartin Matthews CEOによる閉会の挨拶に続き、来年のアジア太平洋フォーラムについて、開催地である南京市から紹介が行われました。続いて2014年10月開催のデトロイトITS世界会議、および次回のアジア太平洋地域での開催になる2016年メルボルンITS世界会議の紹介が行われました。最後にITS New ZealandのMcCombs会長より閉会の辞が述べられました。

テクニカルビジット(TV)

以下のテクニカルビジットが実施されました。

   A: Smales Farm Traffic Operations Centre and Northern Busway  
   B: Britomart Public Transport Control Centre and Auckland Transport Integrated Ticketing System
   C: Newly Electrified Train Yard
   D: Tunnel Management System. Victoria Park Tunnel, Swift Gate System and Joint Traffic Operation Center

会議登録料

  -Standard Rate- 
   NZD$ 950
  -On-Site Rate-
   NZD$ 1500
  -学生-
   NZD$ 350

関連イベント

ITS国際シンポジウム(International Symposium on ITS Research 2014)
日時:5月1日
場所:オークランド大学 Tamakiキャンパス
詳しくはこちらをご覧ください。

お問合せ先

特定非営利活動法人 ITS Japan
国際グループ
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館ビル 3階
TEL: 03-5777-1013 FAX:03-3434-1755
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