第22回ITSシンポジウム2024
テーマ： 暮らしを豊かにする移動サービスと人づくり
「2024年問題」というキーワードとともに、トラック・バス・タクシーなどのドライバー不足の深刻さが広く認識されるようになった。慢性的な人手不足や担い手不足は、運送事業に限らず幅広い業界の問題であり、人口減少が進むこれからの社会をどのように維持していくか、その対応策が求められている。長期的には自動運転等のITS技術の貢献が期待されるが、地域が直面している課題に対しては即効性と実効性のある対策も必要である。
労働力不足の中で、限られた人材を社会変化に適応させ育てることも重要である。豊富なデータと最新の技術を活用しながら、地域の課題に即した施策展開を行える人材が産官学それぞれの立場で求められている。
熊本は世界的半導体企業TSMCの工場開設により、100年に一度の大チャンスにあるとされている。一方、半導体やデータサイエンスに強い人材の育成や交通渋滞対策も急務となった。渋滞解消のためには、ドライバー不足に悩む地域の公共交通を活用しつつ、実効性のある交通施策を短期と中長期の両面から総合的に展開できる人材が求められている。
本シンポジウムでは、豊かな暮らしと移動を支える地域の人材育成に関する議論を、以上の内容を中心に幅広く展開したい。
熊本城ホールで対面開催いたします。オンライン配信は行いません。ご了承ください。
概要
【会期】 2024年12月12日(木) ～13日(金)
【主催】 特定非営利活動法人 ITS Japan
【共催予定】 熊本大学
【協賛予定】 公益社団法人 計測自動制御学会
一般社団法人 交通工学研究会
公益社団法人 自動車技術会
一般社団法人 情報処理学会
一般社団法人 人工知能学会
一般社団法人 電気学会
一般社団法人 電子情報通信学会
公益社団法人 土木学会
一般社団法人 日本機械学会
日本交通心理学会
一般社団法人 日本ロボット学会
自動車技術会 モビリティ社会部門委員会
情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会
情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会
電気学会ITS技術委員会
電子情報通信学会高度交通システム研究会
【実行委員長】 溝上章志 熊本学園大学 経済学部 教授
【プログラム委員長】 円山 琢也 熊本大学 大学院先端科学研究部 教授
お問い合わせ
特定非営利活動法人 ITS Japan
お問合せ：its-symposium(at)its-jp.org
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