ITS GREEN SAFETYは、“世界一グリーンで安全な道路交通社会の実現”を目指して、日本の官民が協力し、協調型ITSシステムにより交通問題解決に取り組む活動です。
協調型ITSシステムは、道路インフラ(I)、車(V)、人(P)が相互に通信することにより、より安全で環境と人にやさしい交通社会を実現するばかりでなく、快適に移動するのに必要なリアルタイム情報をドライバーに提供します。
ITS GREEN SAFETY SHOWCASEでは、運用中から開発中のサービスまで、世界最先端の協調型ITSを活用した5つのSHOWCASEを公道上で実施しました。
次世代DSSS車載機(光ビーコン・電波を使った路車間通信に対応)による画像表示と音声ガイドでドライバーに情報を提供します。
・センサ情報を用いた交差点での安全運転支援
右左折時衝突防止支援
一時停止見落し防止支援
出合頭衝突防止支援
歩行者横断見落し防止支援
・信号情報を活用したスムーズな交差点通過支援
信号通過支援
赤信号減速支援
アイドリングストップ支援
発進遅れ防止支援
車車間、歩車間通信による画像表示と音声ガイドでドライバーに情報を提供します。
・車両接近情報の提供
右左折時衝突防止支援
出合頭衝突防止支援
工事車両情報提供
緊急車両情報提供
・歩行者接近情報の提供
先進安全自動車(ASV)推進検討会にて実用化検討を進めている通信利用型先進安全運転支援システムの一例です。
全国の高速道路本線上約1600箇所に設置された「ITSスポット」からの情報を使って、道路の混雑状況、路上で発生する事象や走行速度に応じて行う案内や注意喚起を行います。
また、有料駐車場でのクレジットカードを活用したキャッシュレス決済を行います。
路車間通信・車車間通信連携による高速道路サグ部の交通を円滑化します。
ITSスポットから交通状況に応じた交通円滑化に資する走行方法を促す情報を提供し、車間を自動制御するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)やこれに車車間通信機能を加えたCACC(協調型アダプティブ・クルーズ・コントロール)を活用してスムーズな交通流を実現します。
ITSスポットからの高度な交通情報に、携帯電話網からの道路標識やランドマークなどの沿線情報を加えて、走行ルートに応じた連続的な情報提供を行います。
・提供情報を日・英・中の多言語で表示
・沿線情報、施設情報の提供
・緊急避難情報の提供
・スタンプラリー