ERTICO: NXP社のeCallのソリューションがブラッセルとベルリンで注目

2011.10.24

(Date:21 September, 2011)

• 交通事故のeCall緊急通報システムの欧州導入に近づくNXP社のATOP eCall ソリューション
• 証明された技術が命を救う強いシグナルを送る

2011年9月8日、欧州委員会はeCall緊急通報システムを2015年までに全車両に導入することを発表した。欧州委員会デジタルアジェンダ副委員長Neelie Kroesは欧州議会での説明で、「技術的には可能である」ことを強調し、メーカに依存しないATOP eCallソリューションのデモをNXPセミコンダクタ社 (NASDAQ: NXPI)によって行った。

NXP社はAutomotive Telematics Onboard Unit Platform (ATOP)導入に集中的に取り組み、eCallが普通の乗用車に取り付けられるほど手ごろなオプションとなっている。既存のソリューションと対照的に、ATOPは所有権に守られたシステムではなく、既存の緊急対応インフラと確立された基準を活用したシステムである。つまりドライバはメーカー固有のコールセンターにつながるのではなく、欧州圏内の緊急電話番号“112”につながる。ATOP eCallユニットの価格は100€以下で過去のソリューションと比べても手ごろであるとともに、小型なので車載電子部品と簡単に一体化できる。そのため高級車と同じようにコンパクトカーへの取り付けも広がっている。古い自動車に取り付けることさえ簡単で手ごろであり、ATOPは2010年から連続生産に入っている。

「先週の欧州委員会による発表が、欧州圏でのeCall緊急システムの普及実現にむけた重要な布石となった」とNXPセミコンダクタ社自動車ビジネスユニット副社長兼ゼネラルマネージャKurt Sievers氏は述べる。「国内だけでなく国際レベルでの導入が成功すれば、緊急救助プロセスの各ステップ間の協力が必要となるだろう。弊社がHeEROプロジェクト(http://www.heero-pilot.eu/view/en/home.html)の一員として今後のeCallの主な問題抽出や論議といった重要な取り組みに参加できてうれしく思う。」

ATOP は2010年末に全欧で実施された全欧 eCall社会実験 whichでも実績がある。2010年11月にはNXP社とパートナーであるBMW、 IBM、 Deutsche Telekom、 Allianz OrtungsServices、 Dekraおよび欧州の自動車クラブが、全欧eCall社会実験などを通じてeCallシステム導入キャンペーンを行い、ブリュッセルでの華やかなゴールイベント 、 EUによる全欧eCall緊急通報システム立ち上げへをサポートした。NXP社のATOPシステムを取り付けた3台のBMWは3週間定期的なeCallのテストを受け、国境地帯での使用に対する技術的有効性・適性を証明した。15,000の信号が16カ国10,000マイルの距離を伝わったのだ。(ATOPとeCall に関する詳細はこちらへ) http://www.nxp.com/ecall 

今年初め、EXP社は2010年Sabre賞の通信分野での欧州PRキャンペーン最優秀賞を受賞、さらにパートナーとのeCall認知度を上げる活動が認められ、2011年IPRA ゴールデンワールド賞の国際PR最優秀賞を受賞している。

コネクテッドモビリティを現実に
欧州の交通の安全性を高めるために、政策と産業界はすでにeCallの先を見据えた取り組みを始めている。前方緊急警告と交通標識認識は、運転と交通安全を革命的に変える可能性がある。この実現に向けて、NXP社は世界一のセミコンダクタサプライヤとして、車載可能な車車間通信プラットフォームのデモをオランダの公道で行った。車車間通信はNXP社の長年に知識と経験、また放送受信とソフトウェアに定義されたラジオ市場でのリーダーシップに基づいている。テレマティクス、NFC、放送受信、車車間通信、遠隔自動車管理分野での技術ソリューションで、 NXP社は自動車とつながり、安全でかつ無線を使ったコネクテッドモビリティ分野での有利な位置を確保しようとしている。

 詳しいお問合せはこちらへ:
Europe: Birgit Ahlborn
Tel. +49 40 5613 2280
birgit.ahlborn@nxp.com


左:欧州議会ATOP代表ニーリー・クローズ NXP社欧州担当ディレクタパトリック・パイプ氏と


全欧eCall社会実験用試験車両