「第20回ITS世界会議東京2013」開催テーマ と ロゴマークを発表

プレスリリース  2011年5月11日 発表

第20回ITS世界会議東京2013 日本組織委員会は、5月9日(月)、10日(火)の両日、オーストリアのウィーンで開催された、世界会議理事会で、2013年東京会議のテーマとロゴマークを発表しました。

世界会議理事会は、2012年の開催会場であるウィーンメッセで行われ、9日(月)は、2013年東京会議の日本組織委員会 事務局並びに東京都が会議会場・展示会場を中心に視察を行いました。

10日(火)は、開催地であるウィーン市の代表挨拶にはじまり、2010年釜山会議の結果報告と2011年オーランド会議、2012年ウィーン会議、それぞれの準備状況報告があった後、2013年東京会議の準備状況報告の中で、テーマとロゴマークが発表されました。

日本組織委員会は、昨年10月の設立以来、開催準備を進めてきましたが、今回の発表により、世界のITS関係者に対し、東京会議の開催イメージが発信され、本番へ向けて本格的な準備に、はずみをつけることとなりました。

開催テーマ

Open ITS to the Next

次世代のITSは、ビジネスを広げ人々の繁栄をもたらす機会をつくり、災害や見えない不測の出来事にも挑戦し、社会の要求に柔軟に対応していきます。また、アクセス可能な共通基盤を構築し、誰にでも提供可能なデータを、マルチモーダルを含め接続可能なインターフェイスをつくりあげていきたいとの思いを込めました。

ロゴマーク

ロゴマークは、東京都のシンボルマークの緑を基調にデザインし、2012年春開業予定の東京スカイツリーを、 東京を象徴する建物として採用し、環境と震災後の勇気・元気の意味をこめて、ブルーに彩色しました。

参考

ITS(Intelligent Transport Systems)
人と道路と自動車の間を情報通信技術等で一体化し、道路交通が抱える事故や渋滞、環境対策など、様々な課題を解決するための手段として考えられました。最先端の情報通信や制御技術を活用して、道路交通の最適化を図ると同時に、事故や渋滞の解消、省エネや環境との共存を図っていきます。関連技術は多岐にわたり、現在の社会システムを大きく変革する手段として、新しい産業や市場を創り出す可能性を秘めています。

ITS世界会議
ITSに関係する世界各国の政府、学界、民間企業、団体等が一堂に会して、セッション、論文発表、講演、技術展示、ITS施設の現場見学等を行うもので、1994年にパリで第1回が開催されて以来、欧州、アジア太平洋地域、米州の順番で毎年約5,000名規模が参加し開催されています。ITS Japanは、アジア太平洋地域の代表として、ITS America(米州)、ERTICO(欧州)とITS世界会議を毎年共同開催しています。日本では第2回(1995年)の横浜、第11回(2004年)の愛知・名古屋に次いで、第20回(2013年)の東京で3回目の開催となり8,000名規模の参加者を目標に推進しています。

世界会議理事会
世界会議を運営していく理事(Board Of Director)会議のことで、ITS America、ERTICO(欧州)、ITS-AP(アジア太平洋地域)からそれぞれ15人、計45人からなります。世界会議理事会は年2回開催され、1回目は次年度世界会議開催地にて開催会場の視察、世界会議準備状況を報告議論されます。2回目は開催国で世界会議終了後に行われ、開催結果の速報、次年度以降世界会議準備報告、議論が行われます。今年の1回目は次年度開催地であるウィーンで、2回目は今年度開催地であるオーランドで行われる予定です。

お問い合せ

第20回ITS世界会議東京2013 日本組織委員会 広報
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館ビル 3階
TEL: 03-5777-1012 FAX:03-3434-1755

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