ITS America ニュース:RITA局長がITS戦略リサーチプラン最新情報を発表

(2010年8月31日)

米国運輸省(DOT )研究・革新技術局(RITA)のピーターアペル局長は運輸省ITS戦略リサーチプランの最新情報として、米国運輸省IntelliDriveリサーチプランへのコミットメントと、全ての自動車とインフラをつなぐ全国規模での無線情報ネットワークについてのビジョンを再確認した。ヒューストンで開催されたITS America2010年次総会では米国運輸省のラフッド長官のスピーチに続けて、アペル局長はRITAが安全ITSアプリケーション向けに米国連邦通信委員会(FCC)の主張する5.9 GHz 帯DSRCの使用を約束したことを強調した。また「安全アプリの全く新しい世界が車車(V2V)・路車(V2I)通信用の IntelliDriveのオープンスタンダードを活用して開発され、これによる即時性の高い忠告・警告によって死に至る衝突事故が減るだろう。」と述べ、「IntelliDriveが収集したデータがモビリティに関連する多くのアプリケーションに活用されれば、プライバシーは保護されたまま今より容易で効率的な移動が可能になるだろう」と述べた。ITS戦略プランが重点を置いているのは関係者と共に必要な研究を進め、IntelliDriveネットワークの技術・制度的な基盤を構築し、試験を通じて将来の便益性を証明することである。また自動車とインフラ両面からの普及を推進・加速させるために実行可能な戦略を決めるパートナーとの取り組みにも重点が置かれている。詳しくはRITAウェブサイトhttp://www.its.dot.gov/press/2010/Appel_strategic_plan.htm. へ。こうした目的に向けて、米国運輸省はすべての関係団体に対してデトロイト・サンノゼ・ワシントンDCで開催される無料IntelliDriveSM User Needs Workshops への出席を勧めている。IntelliDriveとその他のITS優先事項に関するアペル局長のビジョンの詳細は IBMの The Business of Government Hour821日のインタビューへ。http://www.businessofgovernment.org/interview/peter-appel.

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