ITS Canada 第13回年次総会を開催

2010.07.09

(2010年7月9日)

2010年6月13日から16日にかけ、ITS Canadaの第13回年次総会とカンファレンスが、カナダの首都オタワで開催され、カナダやアメリカをはじめとする13カ国から325人以上のITSの専門家が参加した。エグゼクティブ・セッションでは、90本以上の論文が発表され、展示ブースでは、40団体から重要な展示があった。カンファレンスは3週間前に受付締切となる初めての年次総会となった。

カンファレンスは、「利便、安全、クリーンな移動のためのITS」を全体テーマとし、世界中から熱意ある講演者が集まった。コネクテット・ビークルはエグゼクティブ・セッションだけでなく3つのテクニカル・セッションでも取り上げるとともに、US DOTのMike Schagrin氏や、ISO/TS204議長でIBM上級顧問のMike Noblett氏がプレナリーセッションに登壇した。都市交通・都市内物流の新しい流れも、”New Advance(新しい新化)”や”Integrated Operation(一貫操業)”、”Commercial Transportation(商業輸送)“などと同様に取り上げられた。

「プライバシー問題」、「カナダにおける新たなITSアーキテクチャ」「観光情報システム」の3テーマがスペシャルセッションとして取り上げられた。新興国際市場に特化したセッションも作られ、ITS India、ITS China、ITS UK、ITS Malaysia、ITS Koreaが参加した。第17回ITS世界会議釜山組織委員会の副委員長が代表スピーチを行った。

国立博物館でのGalaディナーでは、4分野の優れた技術功績に対して授与するために設けられた第1回ITSカナダアワードと、長年続いているMichel Van Aerde奨学金にふさわしい学生が発表された。またカナダが、OECDの国際交通フォーラムにて権威あるYoung Innovator Awardを受賞した報告とともに、ディナーは閉会となった。

来年のカンファレンスは、6月の上旬に、ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーで、今年よりも規模を広げて開催される予定である。また、6月24日からG20 が開催されるトロントに、2014年のITS世界会議が招致できるよう、世界会議開催都市選定委員会の決定を待っている。