
アジア太平洋は、ITSの地域的活動を意味するために総称的に呼んでいるものでアジアおよびオセアニア地域ののことをさします。
日本は、この地域でITS の推進活動に広がりをもたせるために、活性化に取り組んできました。アジア太平洋地域でITS推進活動としては最大のイベントとして位置づけられるITSフォーラム(以下ITS APフォーラム)は、1995年横浜のITS世界会議後に日本が提唱して開催に至りました。
第1回はアジア太平洋地域ITS セミナーとして1996 年9 月に産官学連携の下、東京で開催され、日本のVERTIS(現ITS Japan)が事務局となり、ITSを通じた貢献を目的とて、日本を含む14カ国/ 地域を招聘して開催されました。ITS世界会議がアジア太平洋地域で開催されない年に、年1回定期的に開催されています。2002年の第5回ソウル大会から、アジア太平洋地域ITSフォーラム(以下APフォーラム)と改称されました。

この14 カ国/地域が、現在もAPフォーラムの正式加盟国/地域で、APフォーラムの開催をはじめとして、本地域でのITS 推進活動における協力関係をうたうMOU(覚書)が締結され、MOUで合意されたアジア太平洋地域での協力関係をITS アジア太平洋(ITS AP)と呼び、組織として法的実態はないもののAP フォーラム、世界会議対応など、連携による組織的な活動を展開しています。
なお、14カ国は、当時のITSの国際的な状況やアジア情勢を踏まえて決定されたもので、その後、さらにアジア太平洋地域の各国/地域でITS推進活動も進展しつつある中、参加国の活動活性化と同時に参加国数の増加もITS APとしての課題となっています。ITS AP の事務局は、当面ITS Japan が努めることで合意されており、また、議長国は次期ITS APフォーラム開催国が務めることになっています。